2008年4月27日日曜日

水とは?2

水を詳しく書いてある書籍を読むと、

水は常温で、大気圧下では、青緑色をていする透明な液体である。
1気圧の大気圧下での沸点は摂氏99.974度、融点は摂氏0度である。
補足として、実際には、摂氏99.974度 以下の水蒸気も、
摂氏0度 以下の水も存在するとのこと。

水は摂氏3.98度 のとき、最も比重が大きくなり、
固体は液体より比重が小さくなる。
そのため、固体である氷は、液体の水に浮き、氷に圧力をかけてみるととける。
これは、水の特性であり、水分子間での水素結合によるものであるとのこと。

水は、ヒドロキシル基を2つ持ち合わせている。
オキソニウムイオン(水素イオン)と水酸化物イオンの関係で、
水は、一般に無色透明と言われる場合が多いが、
実際にはこのイオンの関係で僅かではあるが、青緑色を呈するとのこと。

水は、摂氏4度 のとき1立方センチメートルあたりの質量を基準に、
1gと定義したり、1gの水の温度を、1度上げるのに必要な熱量を、
1cal(カロリー)と定めたりするなど、単位の基準に使われることが多かった。

しかし、近年では、不純物の存在による不正確さに加え、
体積、圧力、温度を規定しないと、正しい重量が得られないという、
精度の問題があるため、基準としての役割はほとんどなくなっている。

水は比熱容量が大きく、反磁性の性質を示す代表的な物質である。


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