2008年4月30日水曜日

水とは?5

地球上の水地球上には多くの水が存在しています。
生物や植物の生育だけでなく、
熱などの循環に無くてはならないものです。
水が地球上になければ、何も生まれなかったと言えるのです。

水は、気象学や海洋学などの地球科学、生態学において、
最も大きな要因の一つと言っても過言ではありません。
また、地球温暖化についても、
水蒸気は最大の温室効果ガスでもあるのです。

水は、その約97%が海水として存在し、
淡水は残り3%に過ぎません。
また、淡水はそのほとんどが氷河や氷山として存在しています。
下の表はその比率を表したものです。

水の存在比率(%)
海洋・・・・97.2
氷河・・・・ 2.15
地下水・・・ 0.62(地下水浅0.31、地下水深0.31)
淡水湖・・・ 0.009
塩水湖・・・ 0.008
土壌水・・・ 0.005
大気・・・・ 0.001
河川・・・・ 0.0001

これら多くの水の中でも、淡水湖 河川水 地下水浅が、
人間が直接に利用可能な水であり、
総量の1%未満しかありません。
利用可能な水の中でも、飲料水として利用できるものは、
さらに少なくなってしまいます。

地球の中における、水の循環を水循環と呼び、
途切れることなく、循環されています。
この水循環は、太陽のエネルギーを主に利用して、
固相、液相、気相間で相互に状態を変化させながら、
蒸発、降水、地表流、土壌への浸透などを経て、
地球上を絶えず循環しているのです。
また、この水循環の過程で、地球表面の熱の移動が行われます。
水循環は、浸食、運搬、堆積など地形の形成にも、
大きく関わっているのです。

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