水道水が汚染されていることは、よくニュースになっている。
この話も、また汚染された水の話であるが、
今までの話とは少し違う。
ニュース内容としてはこうだ、
「病院などで処方された薬を飲むが、
それが全て体に吸収される訳ではない、
体内に吸収されなかった医薬品成分が、
尿や便などにより体外に排出され、
下水道で処理される。
しかし、この医薬品成分が、
上下水道での処理が充分部に除去されず、
再び水道水を通じ、再び体内に取り込まれている可能性がある。
このことについて、厚生労働省などが実態調査に乗り出している。
厚生労働省の発表では、水道水への混入は微量で、
健康への影響もないとされるが、
米国では水道水に抗生物質や精神安定剤などの医薬品成分が、
検出され問題になっている。
実際のところ、約2800種にのぼる医薬品には、
分析方法が確立されていないものも多く、
実態解明が充分になされにくく、今後の対応に自治体が問われる。
とのことである。
水循環の話は、以前にさせてもらったが、
服用し排出された薬の成分が、
水道水に混じり問題になったいるとは、夢にも思わなかった。
次回は、この問題を取り組んでいる大阪市の体制の話をしたいと思う。

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