健康に影響なし?
大阪市水道局が他の自治体より先駆けて、
神経をとがらせ検査に踏み切ったかというと、
医薬品による水道水の汚染が世界的に広がりを見せはじめ、
住民の不安を払拭する必要に迫られているためだという。
AP通信の今年3月の報道によると、
全米24の大都市圏では、
少なくとも4100万人以上が、
利用している水道水から医薬品成分が検出されたという。
東部フィラデルフィアの水道水からは、
高コレステロールやぜんそくの治療薬成分など、
56種類が見つかっており、
ニューヨークの水源からは、
精神安定剤や心臓病治療薬の成分が、
検出されたという。
日本でも厚労省などの研究班が、
昨年1月に関東と関西の計7浄水場を調査した結果、
3浄水場の水道水から高脂血症剤、解熱鎮痛剤、抗てんかん剤が、
1リットル当たり6~31ナノグラム(ナノは10億分の1)検出されたという。
いずれも体重50キロの成人が水道水を毎日2リットル、
70年間飲み続けたとしても、、
1日で摂取できる薬の限度量にさえ満たないため
健康には影響ないといっている。
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