砂防ダム反対派の方の指摘に、
「砂防ダムの悪循環のひとつに、
上流部に向かい果てしない、
砂防ダムの建設を上げている。」
それは、どういうことかと言うと、
「砂防ダムに土砂などが埋積していくと、
砂防ダムとしての機能を失っていると判断されているのか、
上流部に向かい、更なる砂防ダムを建設していく、
それも下流の砂防ダムよりさらに大きなモノを建設する。」
さらに指摘は続く、
「上流にあった砂防ダムを建設することにより、下流の砂防ダムでは、
工事ででた土砂などの埋積が更に進んでいる。
そして、下流の砂防ダムの土砂などは、
申し訳程度にしか土砂は除去されず、多くはそのままである。」という。
「このような点から見ても、本来必要な貯砂量を確保する目的ならば、
既存ダムに溜まった土砂を取り除くだけで、十分間に合うはずである。
最近の砂防ダム新設の目的は、更なるダムを造ること、
それ事体が目的になっている面が強く出過ぎている。」とある。
まさに驚愕の事実では、昨今の公共事業の有り方を考えると、
充分に有り得る話ではある。
人の生命と財産を守るという、防災対策の御旗の元、
既得権益で雁字搦めとなり、私服を肥やすことのみを考えている。
本当に何が必要なのか、私達もしっかりと現実を見つめ、
提言していかなければと考える。
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