2008年5月19日月曜日

浄水器の選び方

私は浄水器を合計3基持っていますが、
浄水器と言えば、
「あやしい業者にだまされた」
「水道局員をよそおった人に購入を勧められた」など、
悪い評判がつきものですね。

それでも、新聞やテレビで水道水の危険性が高まっているなか、
買っておいて、さほど損な製品ではないと思います。

しかし、浄水器の購入には、買う方が正しい知識を持って、
正しい選択をしなくてはいけません。
「だまされた。」と後で怒ってみても仕方がありませんよ。

それでも、健康というものを重視すれば、
自然と高い浄水器しかないので、
買わざるをえませんが、
本当のことを言えば、私は水が美味しく感じれば、
安い浄水器で充分だと思っています。

浄水器を通した水には、様々な性質をもったものがあります。
健康に気をつける方は、自分の体調にあった水選ぶのも手ですね。
アルカリイオン水や水素水や中性水と様々です。

2008年5月18日日曜日

粉末緑茶

粉末緑茶の話ですが、

確かスシローの粉末緑茶が、

500えんで、結構はいっていたと思います。

2008年5月17日土曜日

ペットボトルのお茶5

伊藤園さんからの返信内容を、
アムウェイ商品を販売をしている人に伝えたところ、
「伊藤園のお茶は、使っていないのかもしれないけど、
大部分のペットボトルの洗浄には、ホルマリンを使っているので、
大丈夫と言われても、怪しいものです。
実際、お茶の葉もどこのものか分からないし。
それでしたら、
アムウェイのカテキングリーン健康緑茶
という商品が1600円位であるので、
折角アムウェイの良い浄水器も使っているのですから、
買われた方がお得ですよ。」
とのこと。

「商売かよ!」
と思いつつ、その粉末緑茶を買って頂くと、
それなりに美味しいもので、
その人に言わせると、
「書いてある分量で飲むと、
かなり濃いので、1袋で2ℓのペットボトルで作ると丁度ですよ。」
とのこと。

私は、そのままで充分だったのですが、
早速、実験も兼ねて作ってみると、
「ハッキリ言ってお茶風味の水。」
といった感じ。

最低限、私の納得できる範囲で入れてみると、
約5袋で、何とかお茶らしくなってきたが、
それでも普通の「ペットボトルのお茶」の方が断然上でした。

「健康と安全を考えれば、このお茶ですよ。」との事であったが、
同じような粉末緑茶は、他所でも買えるので、
ハッキリ言って私にとっては、今後必要はありません。

2008年5月16日金曜日

ペットボトルのお茶4

ペットボトルの消毒について、
伊藤園さんからの返信です。

「再度お問い合わせをお寄せ頂きまして有難うございます。
ご心配を頂いているようなホルマリン等の薬剤を用いた消毒は、
一切行っておりません。 
どうぞご安心してお召し上がりいただければと思います。
今後もより良い製品作りに努力する所存でございますので、
ご意見・ご感想などございましたら、お寄せ頂きたくお願い申し上げます。」
と言う親切な回答でした。

伊藤園さん、こんな変な質問をして申し訳ございませんでした。

2008年5月15日木曜日

ペットボトルのお茶3

伊藤園さんからの回答どおり、
防腐剤などの添加物が入っていない事に安心をしたので、
伊藤園さんからの回答をアムウェイの販売員の人に報告すると、

「伊藤園が防腐剤を入れていないのかも知れないけど、
ペットボトルの洗浄にホルマリンを使っているから、
実際は防腐剤を入れないのと同じですよ。
普通に考えてもペットボトルのお茶が腐らないのは、
おかしいじゃないですか。」
とのこと。

私はアムウェイの販売員に、
「ペットボトルはホルマリン消毒をしているの?
でも、そんな事してたら、社会問題になるんじゃないの?
一部のところでしてた事があったというだけじゃないの?」
と聞き返すと、

販売員は
「新聞にも書いてあったし、結構有名な話ですよ。」
とのこと。

私は「そうですか。また、調べてみます。」
と話を打ち切り、
「ペットボトル ホルマリン」でニュース検索をすると、

google,yahooとも
「ペットボトル ホルマリンに該当するページが見つかりませんでした。」
とのこと。

私はペットボトルの飲料水の名誉を晴らすためにも、
再度「伊藤園」さんにメールで聞き返すことにしました。

2008年5月14日水曜日

ペットボトルのお茶2

伊藤園さんからの返信は以下のとおりです。

原文のままです。

当社ホームページにお問い合わせをお寄せ頂きまして有難うございます。
当社では、「濃い味」はじめ全ての製品に防腐剤や保存料は使用いたしておりません。
ご愛顧いただいております「お~いお茶 濃い味」は、ご安心してお召し上がりいただければと思います。 
どうぞ引き続き当社製品をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
当社では自然、健康、安全、良いデザイン、
おいしいという五つのコンセプトを常に意識しながら、
製品の開発、製造を行っております。
今後もより良い製品作りに努力する所存でございますので、
ご意見・ご感想などございましたら、お寄せ頂きたくお願い申し上げます。

2008年5月13日火曜日

ペットボトルのお茶1

前にも話しましたが、家には浄水器が2台、
(お風呂の浄水器を入れて3台)
あるのですが、私はペットボトルのお茶が大好きです。

最近の事ですが、お茶を飲んでいると、
○ムウェイの販売をしている人から、
「ペットボトルのお茶は、防腐剤が入っているから、
飲まない方が良いよ。」
と言われました。

私は、ペットボトルのお茶が大好きなので、
早速飲んでいたお茶「おーいお○ 濃茶」
の製造元の○藤園さんにメールで連絡しました。

○藤園さんからの返信は、次の話で・・・。

2008年5月12日月曜日

砂防ダムを考える5

私と同じ様に、この方のはなしに共感を覚えた人は、少なからず、いると思われます。
私自身、なぜ長々と紹介し続けているかと言うと、自分なりに疑問に思えることは、覚えておきたいからのだが・・・。
この中で、わかりやすく疑問に答えてくれるコーナーがあったので、紹介します。
まず、砂防ダムと普通のダムとはどう違うのか?と言う問いには、
一般に目にするダムは貯水ダムと呼ばれ、水を溜める為に作られている。高さ14m以上のものを貯水ダムといい、それ以下のものを堰提(えんてい)といいます。利用目的は、発電、治水、利水など多岐にわたります。
砂防ダムは、一般のダムとは違い、土砂を貯めることが目的であり、高さ約7m以上のものを砂防ダムといい、それ以下のものを砂防堰提という。
砂防ダムや堰堤は、土砂を貯める事や、貯砂量の10~50%の土砂を一時的に貯え調整したり、河床勾配を緩くして河の侵食を防ぐなど、土砂の流出制御に用いられている。その結果、災害を防止したり、下流にある貯水ダムの堆砂を防ぐために建設されている。
確かに、今まで砂防ダム=悪いイメージがついてしまっていたが、この方も砂防ダムが全て悪いとは、言っておられないので、しっかりと砂防ダムについて再認識しなければと思いますね。

2008年5月11日日曜日

砂防ダムを考える4

砂防ダム反対派の方の意見ではあるが、こう提言されている。

「山の崩落、侵食は重力場におけるエネルギーの放出である。
つまり、防げない自然現象である。
大地は、風や雨、地震等の作用により風化、
侵食、崩落を繰り返す。
しかし、これらの現象は大地が不安定な状態から、
安定な状態へと変化する過程のひとつである。
つまり、物質が運動しながら、
高い状態から低い状態へと変化することである。
川は水に運ばれ、土砂を山から海へと移動させる。
この現象は、位置エネルギーが0になるまで続くものである。
つまり、土砂の流出は重力のあるかぎり永久に続く現象である。
現在の砂防政策では、これらの自然現象をあたりまえのものとせず、
なにがなんでも土砂の流出を止めようとしているところに、
多くの矛盾をかかえこむ結果がでている。
例えば海岸地域において、川からの土砂供給がダムや砂防堰堤で、
ストップされることで海岸が浸食されてしまい、
それを防ぐ為に莫大なお金が使われている。
アルプス山間地やふげん岳などの火山地帯などの大崩落地帯において、
もっとも不安定な時期に大砂防工事を行おうとしている。
これは過去における土砂流出現象を調べれば、現在工事をすることが、
どれほど意味のあるものか疑われてしまう。
今の国のやり方でゆけば、
谷をさかのぼり山頂近くまで砂防堰堤を造らざるをえなくなる。
極端なことを言えば山全体をコンクリートで覆うことになってしまう。
すべての砂防工事が無意味とは決して言うつもりはないが、
砂防設備を造る時期を、もっと長い時間スケールで見る必要があり、
あまり意味のない投資はすべきでないと思う。」

確かに、最もな意見と思えて仕方がない。

2008年5月10日土曜日

砂防ダムを考える3

林野庁が1965年~1968年の間、
治山ダムの全国調査をした結果である。
治山施設被災原因調査報告では、
袖抜け(ダムの側面から崩れ土砂が流出)及び、
底抜け(ダムの下面から崩れ土砂が流出)が、
55.1%もあるとのこと。

また、現象を堆砂別に見ると、
被災事に満砂(土砂がダムで満たされている)が50.5%、
ほとんど満砂に近かったが44.2%で、
袖抜け、底抜けを起こしているという。
一般に古いダムほど被災する傾向にあるという。

砂防ダムは国土交通省によって、
工事の大型化が進んでいる傾向にあるという。
しかし、満砂時以後の対策に関しては、
何も語られていないのが現実とのこと。
そればかりか、ダムの土砂の撤去に関しては、
まったくやるつもりはないとのことである。

この砂防ダム反対派の人は、
「川はその幅によって堆積や洗掘される場所があり、
渓流内においても自然とこの型ができている。
理想的には、この川幅の広がる堆積地をうまく利用し、
土砂の浚渫、または、低ダム群工法を組み合わせるかして、
土砂流出をコントロールすべきだと考える。
少なくとも狭窄部へのダム造りは、
渓流美に対する破壊行為としてしか見えない。」
と苦言を呈している。

この方の話だけ聞くと、
ダムに溜まった土砂をナゼ除去しないのか、
本当に不思議に思う。

脱ダム宣言する知事さんの話も、
「全てを否定しなくとも。」とは思えるが納得がいく。

本当に必要であるのなら、納得がいく答えを述べて欲しい、
今の日本の現状をもっと考えて、見直して欲しいものである。

2008年5月9日金曜日

砂防ダムを考える2

砂防ダム反対派の方の指摘に、
「砂防ダムの悪循環のひとつに、
上流部に向かい果てしない、
砂防ダムの建設を上げている。」

それは、どういうことかと言うと、
「砂防ダムに土砂などが埋積していくと、
砂防ダムとしての機能を失っていると判断されているのか、
上流部に向かい、更なる砂防ダムを建設していく、
それも下流の砂防ダムよりさらに大きなモノを建設する。」

さらに指摘は続く、
「上流にあった砂防ダムを建設することにより、下流の砂防ダムでは、
工事ででた土砂などの埋積が更に進んでいる。
そして、下流の砂防ダムの土砂などは、
申し訳程度にしか土砂は除去されず、多くはそのままである。」という。

「このような点から見ても、本来必要な貯砂量を確保する目的ならば、
既存ダムに溜まった土砂を取り除くだけで、十分間に合うはずである。
最近の砂防ダム新設の目的は、更なるダムを造ること、
それ事体が目的になっている面が強く出過ぎている。」とある。

まさに驚愕の事実では、昨今の公共事業の有り方を考えると、
充分に有り得る話ではある。

人の生命と財産を守るという、防災対策の御旗の元、
既得権益で雁字搦めとなり、私服を肥やすことのみを考えている。
本当に何が必要なのか、私達もしっかりと現実を見つめ、
提言していかなければと考える。

2008年5月8日木曜日

砂防ダムを考える1

なぜ、砂防ダムが作り続けられているかと言いますと、
本来は、土砂の流出から、下流域の人命や財産を守る為に、
土砂流出を抑制することにあるからです。

しかし、砂防ダム反対派の話では、
「最近の工事は上流部の開発や山林の完全伐採、
問題の出る林道の建設など、
土砂流出を促進させる要因を考えもせず、
単に対症療法的に砂防堰堤を造ることにある。」とある、

確かに土砂流出を抑制するのは、
砂防ダムが効果的ではあるが、
砂防ダム一辺倒での考えではなく、
様々な方法を総合的に考える必要があると思える。

この方の話はこう続く
「また、砂防ダム建設によって危険地域にも人が住むようになり、
これが災害を大きくする原因になり、
砂防ダムを作り続ける要因にもなっている。」

確かに、テレビを見る限りでは、近年の土砂災害の多くは、
起こるべくして起こっている様な感はある。
なぜ、こんな所に住んでいたのだろうとさえ感じることはある。

「生まれ育った場所で暮らして生きたい。」
と言うのは当然の望みでもあるのは仕方がない、
しかし、この方が言うのは、新たなる開発行為を行い、
危険地域を広げていっている。
「危険地域に、開発を及ぼすことで更なる危険地域を生んでいる。」
と言うことだろう。
そして、砂防ダム以外の選択肢で、
「森林の育成、崩落部への植林、
山崩れのおきにくい林道建設と雨水の集中を防ぐ水対策、
上流部の乱開発を抑える、山林の完全伐採は止める。」
などを提言している。

2008年5月7日水曜日

砂防ダムを考える~はじめに2

まず
「砂防(さぼう)ダムとは、何か?」
と思われる方がおられるかもしれないので、
説明させていただくと、

砂防ダムとは、
「小さな渓流などに設置される土砂災害防止のための設備。」とある。
この砂防ダムは、砂防法に基づき整備され、
いわゆる一般のダムとは異なり、土砂災害の防止に特化したものを指すとある。

近年ではダムとの区別化を図るために砂防ダムとは呼ばず、
砂防堰堤(さぼうえんてい)と呼ぶ方が正しいとされています。

なお、似たような構造物に床固工(とこがためこう)があるが、
両者の区分を便宜上、ダム高が10メートル以上のものを「砂防堰堤」といい、
それ以下のものを「床固工」と呼んで区別することもあるといいます。

目的による区別では、
「砂防堰堤」は土石流の停止、流出土砂量の調整、
地すべり対策の堆積土砂による押さえ盛土としての効果、
河床の縦浸食の防止などを目的としています。
「床固工」は河床の縦断形状の安定を期待するものであることが多い。
とされています。

わが国では、1897年に砂防法が制定され、
現在の砂防事業がはじまっています。

2008年5月6日火曜日

砂防ダムを考える~はじめに

水と健康というブログを立ち上げ、
日は浅いものの、いろいろと勉強をしていくと、
環境というキーワードに出くわした。

私は、さほど環境について真剣に考えたことはありませんが、
人間生きていくためには、 水は無くてはならないものです。
水について勉強していくと、
昔「水と安全はタダ。」と言われていたことが、
本当にあったのかと、思われてしまいます。

昔は、水に疑問を持たず、飲まれていただけなのなら、
疑問に思わなかったが、改善されてきていると言っても、
水が汚染されているのは歪めない事実となってきている。

なぜ、汚染されてきているのかを考えるとき、
環境についても考えなければならないことが分かりました。
浄水器などをとりあげたいと思っていましたが、
今回からしばらく、環境問題のひとつである、
砂防ダムについて考えたいと思います。
砂防ダムについて、良いか悪いかは判断できませんし、
私が紹介するブログについても、
砂防ダム反対派の資料からなので、片よりはゆがめないかと思います。
しかし、読ませて頂くと、最もな話が多いとも思えます。

あくまでも、私個人の私的な意見ですので、
見られる方も、しっかりと自分の意見を持って、
見ていただければと思います。

2008年5月5日月曜日

汚染される水~水道に医薬成分4

汚染される水~水道に医薬成分の最終である。

日本で先駆けて、検査に踏み切っている大阪市のはなしをしたが、
「医薬品成分が、水道水から検出されているのはなぜか?」
ということを厚生労働省に聞いたところ、
「人から排泄されたものが、下水処理場で処理を行い、
河川に流しているが、下水処理場で処理を行った水が、
地下水や、水道原水に混入しているためである。
浄水処理の過程で、大部分は除去されているが、
完全に処理を行うのには、コスト面で莫大なお金がかかるため、
一部は浄水に残留してしまっている。」との回答であったという。

平成17年の医薬品の国内向け出荷金額は約7兆5600億円にのぼり、
5年間では18%も増加している。
米国でもこの5年間で処方を必要とする医薬品の購入は12%増加した上に、
処方を必要としない医薬品も減っておらず、慢性的に処方され続けている。

こん回の問題は、過剰な摂取が一因であることはゆるぎないと指摘している。

欧米では製薬会社に、新薬開発などの過程での、
環境影響評価を行うことを義務づけられており、
分解されやすく自然界に蓄積しにくい物質を使うよう求められているが、
日本では、全くの野放し状態だという。

環境科学の専門家は
「たとえ微量であっても、
知らないうちに持続して医薬品成分を摂取していることは間違いないだろう。
複数の成分が人体に及ぼす複合的な影響も評価する必要があるが、
現在のところ実態すら分かっておらず、今後も懸念される問題である。」と話している。

人間の生活と環境は、表裏一体である。
そのことを、もっと真剣に考え 、まさに、政・官・民一人一人が自覚を持ち、
対応していかなければならない。

2008年5月4日日曜日

汚染される水~水道に医薬成分3

健康に影響なし?
大阪市水道局が他の自治体より先駆けて、
神経をとがらせ検査に踏み切ったかというと、
医薬品による水道水の汚染が世界的に広がりを見せはじめ、
住民の不安を払拭する必要に迫られているためだという。

AP通信の今年3月の報道によると、
全米24の大都市圏では、
少なくとも4100万人以上が、
利用している水道水から医薬品成分が検出されたという。

東部フィラデルフィアの水道水からは、
高コレステロールやぜんそくの治療薬成分など、
56種類が見つかっており、
ニューヨークの水源からは、
精神安定剤や心臓病治療薬の成分が、
検出されたという。

日本でも厚労省などの研究班が、
昨年1月に関東と関西の計7浄水場を調査した結果、
3浄水場の水道水から高脂血症剤、解熱鎮痛剤、抗てんかん剤が、
1リットル当たり6~31ナノグラム(ナノは10億分の1)検出されたという。

いずれも体重50キロの成人が水道水を毎日2リットル、
70年間飲み続けたとしても、、
1日で摂取できる薬の限度量にさえ満たないため
健康には影響ないといっている。

2008年5月3日土曜日

汚染される水~水道に医薬成分2

「処方された薬を服用し、体外に排出された医薬品成分が、
上下水道で処理で除去されず、水道水を通じて、
再び体内に取り込まれている可能性があり、
自治体が対応に追われている」と紹介してきたが、
その記事の中に載っていた。
大阪市の取り組みについて、紹介させていただく。

東淀川区にある大阪市水道局の柴島浄水場では、
淀川や浄水場内で水を採取して、1000倍に濃縮。
この濃縮した水を質量分析計に入れ、
長さ数十メートルもある長細い管に通し、
物質量を敷地内にある水質試験所で測定している。

この水質試験場では、本来は残留農薬などを調べる装置だったが、
大阪市水道局は、厚労省などが実態調査を始めた3年前から、
医薬品成分の濃度を独自に調べてきたという。

この試験場での対象成分はカフェインや、解熱鎮痛剤など42種類。
いずれもオゾンによる高度浄水処理や、砂ろかなどの現在の手法で、
ごく微量に抑えられることが判明したという。

日本で流通する医薬品は約2800種にのぼり、この大阪市の取り組みでは、
水に溶けやすく、分子構造が複雑な物質が多いため測定は難しいという。

それに「一物質の測定方法を確立するまでに2~3年かかるため、莫大な費用もかかる。」
と指摘している。

しかし、この大阪市の様な調査を行う自治体は残念ながら他にはないという。
 

2008年5月2日金曜日

汚染される水~水道に医薬成分1

水道に微量医薬成分



水道水が汚染されていることは、よくニュースになっている。

この話も、また汚染された水の話であるが、

今までの話とは少し違う。



ニュース内容としてはこうだ、

「病院などで処方された薬を飲むが、

それが全て体に吸収される訳ではない、

体内に吸収されなかった医薬品成分が、

尿や便などにより体外に排出され、

下水道で処理される。



しかし、この医薬品成分が、

上下水道での処理が充分部に除去されず、

再び水道水を通じ、再び体内に取り込まれている可能性がある。



このことについて、厚生労働省などが実態調査に乗り出している。



厚生労働省の発表では、水道水への混入は微量で、

健康への影響もないとされるが、

米国では水道水に抗生物質や精神安定剤などの医薬品成分が、

検出され問題になっている。



実際のところ、約2800種にのぼる医薬品には、

分析方法が確立されていないものも多く、

実態解明が充分になされにくく、今後の対応に自治体が問われる。

とのことである。



水循環の話は、以前にさせてもらったが、

服用し排出された薬の成分が、

水道水に混じり問題になったいるとは、夢にも思わなかった。

次回は、この問題を取り組んでいる大阪市の体制の話をしたいと思う。

2008年5月1日木曜日

給排水管の補修工事で2兆円?

高度成長期に建てられたビルやマンションが老朽化し、
外観状は、リフォームとか比較的行いやすく手も加えられてきたが、
給配水管などは、生活と密接しているため、なかなか補修もできず、
老朽化により水道水から赤水が出たり、
悪臭が生じるケースが多くなってきている。

さらに、配管の詰まりなどの様々な原因で、水圧が低下し、
水が出ないトラブルも多く報告されている。

ある建設コンサルタントは、ビル管理業を行っているある管理会社と、
ビルの給排水管を改修する事業部分で業務提携をすることを発表した。

現在、給配水管の改修工事は右肩上がりで急成長しており、
手を組むことで同事業の拡大を目指す。

こうした給排水管を改修する工事は、建設業の中でも需要多く、
その潜在需要は2兆円にもなると試算している。

いまだ、公共事業の縮小などで、厳しい状況が続く建設業だが、
業務提携をすることにより、お互いの弱い部分をおぎあいながら、
生き残り合戦を繰り広げていく業者も益々増えるとのこと。

マンションに住んでいる方には悪いのですが、
本当に、マンションの水はヒドイですね。
美味しい、美味しくないと言う問題ではなく、
衛生面にも疑問が残りますね。

管理会社は、お金も払っているのですから、
住んでいる住人の健康のことも、もっと真剣に考えてもらいたいですね。

2008年4月30日水曜日

水とは?5

地球上の水地球上には多くの水が存在しています。
生物や植物の生育だけでなく、
熱などの循環に無くてはならないものです。
水が地球上になければ、何も生まれなかったと言えるのです。

水は、気象学や海洋学などの地球科学、生態学において、
最も大きな要因の一つと言っても過言ではありません。
また、地球温暖化についても、
水蒸気は最大の温室効果ガスでもあるのです。

水は、その約97%が海水として存在し、
淡水は残り3%に過ぎません。
また、淡水はそのほとんどが氷河や氷山として存在しています。
下の表はその比率を表したものです。

水の存在比率(%)
海洋・・・・97.2
氷河・・・・ 2.15
地下水・・・ 0.62(地下水浅0.31、地下水深0.31)
淡水湖・・・ 0.009
塩水湖・・・ 0.008
土壌水・・・ 0.005
大気・・・・ 0.001
河川・・・・ 0.0001

これら多くの水の中でも、淡水湖 河川水 地下水浅が、
人間が直接に利用可能な水であり、
総量の1%未満しかありません。
利用可能な水の中でも、飲料水として利用できるものは、
さらに少なくなってしまいます。

地球の中における、水の循環を水循環と呼び、
途切れることなく、循環されています。
この水循環は、太陽のエネルギーを主に利用して、
固相、液相、気相間で相互に状態を変化させながら、
蒸発、降水、地表流、土壌への浸透などを経て、
地球上を絶えず循環しているのです。
また、この水循環の過程で、地球表面の熱の移動が行われます。
水循環は、浸食、運搬、堆積など地形の形成にも、
大きく関わっているのです。

2008年4月29日火曜日

水とは?4

生物は、海から誕生したと考えられており、
それは、生物の化学組成が、
海水の組成が似ているからと言われています。
そのため、すべての生物は、
水中生活が本来の姿であると言っても過言ではありません。
そのため、陸上で暮らす生物にとって、
最も重要な問題の一つが水の確保であると言え、
微生物などの多くは、湿った環境でなければ、
生きていけないものが多いのです。

動物などに見られる陸上生物の多くは、
自らが水を蓄え、水のない環境での適応能力を備えていったのです。

人間は、水が体重の約60%を占め、
このうち3分の2が、細胞内に蓄えられた水で、細胞内液と呼ばれ、
残り3分の1が、血液やリンパ液などの、細胞の外にある水で、細胞外液と言われています。
この細胞内液、細胞外液をあわせたものを一般に体液と呼び、
この体液が生命の維持、活動に重要な役割を果たしています。

一日に排出される最低の水の量は、
成人男性で約2300mLと言われ、
内訳としては尿から約1200mL、便から200mL、
不感蒸泄とは呼気に含まれる水蒸気として体外に吐き出されたり、
皮膚表面から分泌される汗などが900mLと言われています。

そのため、運動などをしなくとも、
最低2300mLの水が1日に必要な水の量となるのです。

2008年4月28日月曜日

水とは?3

すべての生物にとって、水は不可欠な物質です。
水は生物を構成する物質で、最も多くを占める。
核や細胞質で最も多い物質で、細胞内の物質代謝の触媒として使用される。
生物の70%~80%が水によって占められています。
細胞には水が多く含まれており、細胞の中では様々な化学反応が起こり、
生命が生きていくためで、必要な物質を作り出しています。

また、水は体液としては、体内物質の輸送や粘膜の分泌物にも用いられ、
ゲル化することで体を支える構造体や眼球のレンズとしての役目にも利用されている。

最近TVでも取り上げられているクマムシのように、
水がなくても100年以上も生き、摂氏150度、
マイナス200度のもとに数分間置いておいても死なず、
真空に近い状態でも、強い放射線を当てても死にませんが、
このような厳しい環境にも耐えられる生物は、
体内の水分を放出し、
不活性な状態をつくり出すことができるからと言われています。

クマムシの寿命については、100年以上も生きると書きましたが、
冷凍保存などせずには、50年位が最高だそうです。

この50年と言っても、クマムシがタル状に変化した時の話で、
通常の状態では、半月から1年の寿命と言われ、
当然、電子レンジなどにかけると、
一瞬にして死んでしまいます。

2008年4月27日日曜日

水とは?2

水を詳しく書いてある書籍を読むと、

水は常温で、大気圧下では、青緑色をていする透明な液体である。
1気圧の大気圧下での沸点は摂氏99.974度、融点は摂氏0度である。
補足として、実際には、摂氏99.974度 以下の水蒸気も、
摂氏0度 以下の水も存在するとのこと。

水は摂氏3.98度 のとき、最も比重が大きくなり、
固体は液体より比重が小さくなる。
そのため、固体である氷は、液体の水に浮き、氷に圧力をかけてみるととける。
これは、水の特性であり、水分子間での水素結合によるものであるとのこと。

水は、ヒドロキシル基を2つ持ち合わせている。
オキソニウムイオン(水素イオン)と水酸化物イオンの関係で、
水は、一般に無色透明と言われる場合が多いが、
実際にはこのイオンの関係で僅かではあるが、青緑色を呈するとのこと。

水は、摂氏4度 のとき1立方センチメートルあたりの質量を基準に、
1gと定義したり、1gの水の温度を、1度上げるのに必要な熱量を、
1cal(カロリー)と定めたりするなど、単位の基準に使われることが多かった。

しかし、近年では、不純物の存在による不正確さに加え、
体積、圧力、温度を規定しないと、正しい重量が得られないという、
精度の問題があるため、基準としての役割はほとんどなくなっている。

水は比熱容量が大きく、反磁性の性質を示す代表的な物質である。


2008年4月26日土曜日

水とは?1

とりあえず水とは何かを調べてみると、

水は、水素と酸素の化合物で、化学式では H2O で表されます。
常温、常圧では無味、無臭で、わずかに青緑色をていする透明の液体です。
地球表面上で、特に海に豊富に存在します。
生物が生きていくにはもちろんのこと、日常生活をはじめ、
工業や医療などにも不可欠で、人類にとっては最も身近な物質の一つです。
人体の約60%は水で出来ています。
この様に身近ではある水ですが、宇宙全体から見ると、
水として、存在している量はわずかです。

水は液体の状態の時に呼ばれますが、
気体では水蒸気、固体では氷と呼ばれています。

また、液体の水は温度の高い時には湯と言い、
特に温度の高いものを熱湯と言います。

理工学的な分野では熱水といわれます。

水は本当に奥深い物質であるため、浄水器について、
いろいろ話す前に水について、もっと調べたいと思います。
次回は、さらに難しくなりますが、一緒に勉強していきましょうね。
質問などがあれば、コメントに残しておいて下さいね。

2008年4月25日金曜日

はじめに

健康マニアではないのですが、個人的に水には非常に興味があり、

家では某有名メーカーの「アルカリイオン水精製器」、

連鎖取引商法では超一流の浄水器と風呂用浄水器を完備しております。


「なぜ、私が水に引かれたか。」を言いますと、

ある日、仕事場にきた訪問販売のおじさんから、

「オールドがオールド・パー」になると、私には理解しがたい事をいい、

水割りを2つ作ってくれたのです。

当時、ウィスキーは、ウィスキーボンボン位しか経験した事がなかったので、

とりあえず飲んでみると、

アルカリイオン水で作った水の方が、普通の水道水で作ったものとはあきらかに違いがありました。

その違いと言うのは、明らかに味が濃いということでした。

「確かに同じ分量で作ったはずなのに!!なぜ?」

思わず私がその訪問販売のおじさんに尋ねると、

そのおじさんは、間髪入れず、

「それがアルカリイオン水の力なのです。」

と勝ち誇ったような顔をして言いました。


アルカリイオン水は美味しくすると言うだけではなく、

アルカリイオン水は、酸性よりの食生活の現在には、非常に有意義である。

との話を受けました。

また、この浄水器については、健康だけに留まらず、

アルカリイオン水を精製する時にでる副産物の酸性水は、美容にも良いと言うこと!


値段は20万を超える値段でしたが、

ローンを組めば月々の支払いは僅かと言う言葉で買ってしまいました。


美味しい水なので、個人的には満足をしているのですが、

「本当のとこはどうなの?他の商品については?」と言う疑問が残っていますので、

調べていく事としました。